SHINYUKAI AUDIT OFFICE / REIWA 8

令和8年度 介護職員等
処遇改善加算 実務ガイド

この資料は、社会福祉法人心侑会 監査室が、各事業所に配布する前提で作成した全国共通ルール版の説明資料です。介護や加算の知識がまだ浅い職員でも、順番に読めば全体像がわかるように、8ページ構成で整理しています。

BOX A
19
4・5月も6月以降も対象の既存サービス群
BOX B
4
令和8年6月から新たに対象となるサービス
KEY
Ⅰ–Ⅴ
要件を積み上げて到達する制度構造
RECORD
2
特例要件の根拠資料 保存期間
00

まず押さえる結論

この加算は、取りたい区分を先に選ぶ制度ではありません。 先に要件を積み上げて、その結果として「この区分まで取れる」と決まる制度です。

1. まず対象かどうか

自分のサービスが箱A・箱B・箱Cのどれかを確認します。

2. 次に時期を分ける

4・5月か、6月以降かでルールが変わります。

3. その後に要件を見る

月額賃金改善、キャリアパス、職場環境等、見える化、必要に応じて特例要件を確認します。

特に重要 4・5月のⅠ・Ⅱ、6月以降のⅠイ・Ⅰロ・Ⅱイ・Ⅱロには、年額440万円以上の論点が入ります。見落としやすいので、要件ページで必ず確認してください。
01

読む順番

1 / まず最初に読む

この制度が何か、箱A/B/C、4・5月と6月以降の違いをゼロから理解します。

2 / 要件を理解する

キャリアパス要件Ⅰ〜Ⅴ、年額440万円、見える化までを整理します。

3 / 6月以降の要件を理解する

Ⅰイ・Ⅰロ・Ⅱイ・Ⅱロ・Ⅲ・Ⅳの違いと、「ロ」に何が増えるかを整理します。

4 / 職場環境等要件を理解する

28項目を「何をすればよいか」「何を残すか」まで分解します。

5 / 特例要件を理解する

ケアプランデータ連携/生産性向上推進体制加算/社会福祉連携推進法人への所属を詳しく見ます。

6 / 自法人チェック

「うちの事業所はどれに当てはまるか」「何をしなければならないか」を判定します。

7 / サービス別早見表

各サービスの加算率や要件Ⅴルートを一覧で確認します。

8 / 要件Ⅴを詳しく見る

要件Ⅴに必要な加算(特定事業所加算・サ提強・日常生活継続支援加算等)の取得要件を加算別に整理します。

02

この版で強化した点

  • 6月以降のⅠイ・Ⅰロ・Ⅱイ・Ⅱロ・Ⅲ・Ⅳの違いを、年額440万円・要件Ⅴ・職場環境等・見える化・特例要件まで一目で追える詳細マトリクス付きの専用ページを追加しました。
  • 職場環境等要件を、28項目すべてについて「やればよいこと」「残す資料」まで整理しました。
  • 「4・5月は原則として特例要件不要。ただし、誓約で要件を満たす申請なら特例要件が必要」という、申請書で見落としやすい論点を専用ページにしました。
  • 自法人チェックページを追加し、「どれが当てはまるか」「何をしなければならないか」を先に見られるようにしました。
  • サービス別早見表を、概要一覧と加算率詳細の2層構成に整理しました。
03

この資料の読み方

この資料では、法令や通知の番号をそのまま並べるのではなく、意味が分かる名前で表示しています。表示名にカーソルを合わせる(またはタップする)と、厚労省資料の出典が確認できます。

本文に出てくる主な意味名は次のとおりです。

  • 4・5月の算定要件一覧:令和8年4・5月の区分と必要要件を示す表
  • 6月以降の算定要件一覧:令和8年6月以降の区分と必要要件を示す表
  • 箱Bサービスの算定ルート一覧:訪問看護・訪問リハ・居宅介護支援・介護予防支援の算定ルートを示す表
  • 要件Ⅴで確認する加算一覧:サービスごとに、要件Ⅴで確認する加算ルートを示す表
  • 計画書様式:処遇改善加算の計画書に使う様式
監査室から 配布資料の中で番号表記が出てくる場合は、表示名と併せて出典をたどれるようにしています。説明の根拠を確認したいときは、本文中の表示名(点線下線つき)をクリックしてください。
04

この資料の立ち位置

  • 社会福祉法人心侑会 監査室が、各事業所へ配布することを前提に整理した説明資料です。
  • わかりやすさを優先していますが、内容は告示・通知・Q&Aの範囲から外れないよう整理しています。
  • まずは全国共通ルール版です。函館市の提出運用は、この上に重ねて確認してください。
  • 不確実な点や迷う点があれば、必ず所管権限者または監査室に確認してください。